普段使っているWindowsPCの構成は、CドライブがOSで、Dドライブを個人データ(マイドキュメントとかフリーソフトとか)用として使っている。それをMac Bookでも実現したい。
基本的に、Boot Campを使うと、Windowsは1ドライブ構成でしかインストールできない。なので、今回はBoot Campを使わず、コマンドラインのdiskutilを使って複数パーティションに分割してからインストールを行う。
最終構成として、
用途 | 識別子 | ドライブ文字 | フォーマット | 容量 |
EFI | disk0s1 | – | FAT | 200MB |
MacOS | disk0s2 | – | JHFS+ | 40GB |
共有 | disk0s3 | D | FAT32 | 24GB |
WindowsOS | disk0s4 | C | NTFS | 10GB |
となるようにしたい。
まず、MacOSXでターミナルを起動して、
$ sudo diskutil resizevolume disk0s2 40G "JHFS+" work 24G "MS-DOS" win 10G
と入力し、パーティションを分割する。ここで、Windowsは4番目のパーティションにしかインストールできないようなので、3番目の共有領域はWindowsから認識できないJHFS+を指定している。これにより、4番目のパーティションがCドライブになる。Windowsのインストールが済み次第、3番目のパーティションは、両OSから認識できるFAT32に変更を行う。
処理が終わったら、WindowsのCD-ROMを挿入して、再起動をかける。起動音がしたら、optionキーを押しっぱなしにしておき、起動ドライブの選択が出てきたらCD-ROMから起動する。あとは、普通にWindowsをインストールする。
インストールが終わったら、MacOSXのインストールDVDで起動する。ディスクユーティリティを起動して、3番目のパーティション(disk0s3)をMS-DOS形式で消去する。
これで、Windowsを再起動すると、3番目のパーティションがFAT32のドライブGとして認識されるはず。
ドライブ文字を変更する
Gのままでも問題ないとは思うが、どうしてもDじゃないといやなのでDに変更する。まず、「ディスクの管理」を起動して、現在DになっているCD-ROMをほかのドライブ文字(Eなど)に変更する。で、GをDに変更したいところだが、Gドライブはシステムパーティションになっており、ドライブ文字の変更を行おうとすると内部エラーが出て変更できない。
そこで、レジストリをいじって無理やり変更する。
スタート→ファイル名を指定して実行。regeditを起動。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\MountedDevices
を開き、
\DosDevices\G:
を右クリックして名前の変更。
\DosDevices\D:
に変更する。
これで再起動すると、めでたくDドライブになっているはず。
余談:
Dドライブは、ntldrとかboot.iniが置いていないのに、システムパーティションとなっている意味がわからない。FAT32で初期化する前のJHFS+だったときはどうやって起動していたのだろうか?
参考
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- Macいいな?欲しいな?(´г`) — おーしゃん 2007-02-20 (火) 00:54:31
- Macいいよ?最近OSX起動してないけど・・・。もうじき前○さんのMacがもらえるんじゃないかな? — admin 2007-02-21 (水) 23:27:01
- ○田さんはパクる気満々ですよ?自分も買おうかどうか迷ってるんだけど5,6月ぐらいにまた新しいのが出そうな予感・・・ — おーしゃん 2007-02-23 (金) 10:47:37
- Macは性能がいいからねえ。3月ごろに新しいOSXがでるからその後でもいいね。 — admin 2007-02-25 (日) 21:43:18