ミュージックバードとはCS-PCMによる衛星デジタル音楽放送です。
つまりは圧縮されていない高音質な音楽が常に流れている放送なのです。チャンネルは全部で10ch。J-pop含めほぼすべてのジャンルがあるのでお気に入りの番組が見つかると思います。
導入のきっかけはこれをPCに取り込んでうまいことMP3に落とし込めばCDを買わなくていいんじゃないかなという魂胆です。
実際にレコーディング専用サーバ(というほどのものでもないのですが)を用意し、試行錯誤しているところでございます。 10-2chのJ-HITSは、24時間1日中流れているので、これを全部録音すると、約300曲、容量にして1G(MP3)くらいになります。でも、同じ曲が2-3回流れることがあるので、実際は2/3は無駄になるのですが。
どうやってMP3にするか?
ただ単に録音してPCに取り込むだけなら、Windows付属のサウンドレコーダーでも出来ます。が長時間録音には役に立ちません。 ここで、MP3にするまでの流れをハード、ソフトに分けてみてみます。
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- ハード的な流れ
アンテナ | チューナー |光デジタルケーブル YAMAHA UW-10(USBオーディオユニット) |USBケーブル DELL GX150(RecodingServer)
- ハード的な流れ
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- ソフト的な流れ
1.録音 2.スプリット(曲分割) 3.ディエンファシス(CS-PCMにはエンファシスがかかっているのでそれを除去) 4.ノーマライズ(音量均一化) 5.MP3エンコード
- ソフト的な流れ
となります。ハードは特に問題ないのですが、ソフトでいかに上記の作業を自動化するかが課題です。 ポリシーとして出来るだけ高音質を保ちつつMP3に変換する。で、これらの処理を行うソフトをチョイスしました。 まず、1,2を行うソフトとしてSTSREC。柔軟な録音機能とスプリット機能を持っています。 3,4を行うソフトとしてwaveconv。ディエンファシスとノーマライズが一気にかけられます。 5はLAME 3.97。MP3エンコーダーとしては一番高音質かなと。 で、さらにソフトの処理を細かく見てみます。
---STSREC---------------------- 1.録音 2.スプリット 一時ファイル保存(WAVE) ------------------------------- 処理引継ぎ ↓ ---tomp3.bat(バッチファイル)--- waveconv.exe 3.ディエンファシス 4.ノーマライズ LAME.exe 5.MP3エンコード テンポラリファイル削除 -------------------------------
STSRECで録音とスプリットして、後の処理をバッチファイルに投げます。3,4,5はコマンドラインに対応していますのでバッチ処理できます。
これで、自動的に一個一個MP3が出来るはずですが、実際は2のスプリットがうまくいかず、2曲つながっていたり、はたまた途中で半分に切れていたりとなかなかうまくいきません。まあ、これはSTSRECの設定しだいなのでうまくチューニングすれば解決すると思います。