2007年02月12日一覧

Windows Server 2003 on Mac Book

最近、ホットなBoot Campを使って、MacBookWindows Server 2003 R2(評価版)をインストールしてみました。

あいにく、XPを持ってないので、無償でDLできるServer 2003の180日評価版を試してみた。

MacOSXで、DLしてCD-Rに焼くわけだが、OSXにはCDイメージをそのまま焼ける機能(ディスクユーティリティ)が備わっていて簡単に焼けました。CD2枚分あるが、インストールだけなら1枚だけでOK。

あとは、Boot Campでパーティション切りしてインストール。本来は、XPしかサポートしてないらしいが、XPと2003は基本的な部分は同じなので難なくインストールできた(注:USBキーボード必須)。

Boot Campに付属しているドライバーパッケージはXP専用なので、そのままではインストールできない。なので、

"E:\Macintosh Drivers\Install Macintosh Drivers for Windows XP.exe" /a /v

のようにして、展開してしまえば個別にインストールできる。サウンドドライバは入らないが、Windows Updateを実行すればUpdateのインストール中にドライバの場所を聞いてくるのでそこで「Sigmatel\WDM」を指定すればよい。

あと、展開後に出てくるSystem32フォルダの中にある、Appletime.exe、Brightness.exe、Startup Disk.cpl、Driversを%systemroot%\system32にコピーして、Appletime.exe、Brightness.exeのショートカットをスタートアップフォルダに入れる。Appletime.exeはMacOSXと時間を同期するソフトで、Brightness.exeは画面の照度調整ができるようになる。

一通りドライバのインストールが終われば、下図のようになる。「その他のデバイス-PCI Device」は、おそらく赤外線だと思われる。

Mac Book固有の問題

    • Ctrl+Alt+Delキーがないため、ログインできないというオチ
      仕方ないので、USB接続のWindowsキーボード(980円)を買ってきて、無事にログインできた。ほか、マックにはないキーをどうやって入力するかが問題。たとえば、Print Screanキーは無いためスクリーンキャプチャが取れない。なので、USBキーボードを使うか、スクリーンキャプチャソフトを入れて対処するしかない。

Server 2003固有の問題

    • エクスペリエンスなサービスが動いていない
      管理ツール – サービスで、Windows Audioを開始すれば音が鳴るようになる。また、Windows Image Acquisition (WIA)を開始すればデジカメから画像を転送できるようになる。
    • アンチウイルスソフトがインストールできない
      無償のアンチウイルスソフトである、Avast Home Editionなどは、Server製品にはインストールできない。Avira AntiVir PersonalEdition Classicならインストールできる。


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