2012年10月一覧

Windows7/Server 2008 R2のネットワーク速度チューニング

現在の設定を確認

netsh interface tcp show global

受信ウィンドウ自動チューニングレベル

netsh interface tcp set global autotuninglevel=restricted

Receive-Side Scaling無効

netsh interface tcp set global rss=disabled

Chimneyオフロード無効

netsh interface tcp set global chimney=disabled

NetDMA無効

netsh interface tcp set global netdma=disabled

送受とも蟹さんチップだと400Mbpsあたりが限界?



大容量ストレージ検討

HDDの容量が少なくなってきたので、HDDの追加を検討。

現在のストレージ構成

メインマシン
C:OS:SSD 64GB(Windows XP)
D:Data:HDD 1TB
E:Data:HDD 2TB

サブマシン(主にバックアップ)
C:OS:HDD 40GB(Windows XP)
D:Data:HDD 2TB

方針は以下。上が優先度高。

・ハード故障時にデータ復旧可能
・HDD1台故障・・・RAID1以上を組んでれば復旧可
・RAIDコントローラ故障
・オンボードRAIDコントローラ故障
・同じ銘柄のマザーに交換すれば復旧可(入手不可の場合は復旧不可)
・マザーリプレース時にデータをどうやって移行するか?
・RAIDカード故障
・同じ銘柄のRAIDカードに交換すれば復旧可(入手不可の場合は復旧不可)
・マザーリプレース時はRAIDカードとHDDを移設で移行可能
・ソフトRAID・・・ハード依存なし。対応しているWindowsであれば互換性あり。
・筐体間ミラー・・・マシンが1台こけてももう一台あるからOK
・2TB以上を一つのボリュームとして使いたい・・・XPだと無理?
・重要なデータはテープ(LTO)にバックアップ
・OSはSSDに入れる
・コストパフォーマンスがいい
・スリープ・休止が正しく動作すること・・・RAIDカードを入れると使えなくなることも
・可能な限り省電力
・拡張性があるほうがいい・・・HDD追加でボリューム拡張できるとか。

他のソリューションとして、RAID5対応のNASがあるが、HDD故障には対応できるけどNAS自体のコントローラが故障してしまうとデータ復旧できるか不明なので却下。

これらのことを考えると、ソフトRAIDでRAID5がある程度要件は満たすかなと。
ソフトRAIDだとOSの機能を使うので、RAID5が組めるのはServer系のOS。
ということで、ためしに既存の2TBのHDD1本に+2TBのHDD2本を購入し、Windows Server 2008 R2でRAID5やってみた。使用可能な容量は合計4TB。

RAID5ストレージ構成

メインマシン
C:OS:SSD 64GB(Windows Server 2008 R2)
D:Data:HDD 4TB(2TBx3台のRAID5)

RAID5を組んでみたものの、ソフトRAID遅すぎ。容量が大きいということもあるが、最初の同期(イニシャライズ)で1%進むのに1時間(容量換算約37GB)かかる。単純計算で4TBだと100時間(約4日)。同期中はボリュームの使用はできるが書き込みのディスクアクセスが遅くて使い物にならない。


※ディスクの管理の再同期中のパーセント表示は3%毎に更新されるので動いているのか不安になる。

がんばって4日間放置して同期が完了。ベンチマークをとってみたが、やっぱり書き込みが遅すぎ。予想はしていたがここまで遅いとは・・・。ソフトRAIDだけど4コアのCPUなのでベンチ中のCPU負荷はまったくない様子。その後、何回かマシンをリブートしたらディスクの管理でまた再同期中って・・・。こりゃ使えんな。再同期に4日もかかってたらほかのディスクも逝かれてまうわ。

ということで、WindowsのRAID5機能は却下。

次の手として、RAID5よりコスパは劣るけどミラーリングにすることに。
ただ、1台のマシンの中だけでミラーリングで4TB確保するとなると、HDD4台を内蔵しないといけないのでエコ的にNG。なので、マシンの中はストライピングで筐体(マシン)間で定期的にミラーする。

筐体間ミラーのストレージ構成

メインマシン
C:OS:SSD 64GB(Windows Server 2008 R2)
D:Data:HDD 4TB(2TBx2台のRAID0)

サブマシン(主にバックアップ)
C:OS:HDD 40GB(Windows XP)
D:Data:HDD 4TB(2TBx2台のRAID0)

今回もWindowsのソフトRAIDでRAID0を組んで見たが、パフォーマンス的には問題なし。

また、RAID0であれば、クライントOSのWindows XPでも組めるし、2TB以上のボリュームを1つの領域として扱うこともできる。
ミラーリングはBunBackupというフリーソフトで定期的に実施。

これでしばらくはイケルかなと思っていたら、メインマシンのWindows Server 2008 R2はOS機能でテープバックアップに対応していないorz。MS的にはテープはレガシーなものとして切り捨ててるみたいだ。あと、ビデオカード(RADEON HD 2600XT)のドライバの出来がよくないのか、コンポーネントでHDTV出力不可。

結局、メインマシンのOSはレガシーなNTBACKUPが使えるXPに戻しました。

筐体間ミラーのストレージ構成(最終)

メインマシン
C:OS:SSD 64GB(Windows XP)
D:Data:HDD 4TB(2TBx2台のRAID0)

サブマシン(主にバックアップ)
C:OS:HDD 40GB(Windows XP)
D:Data:HDD 4TB(2TBx2台のRAID0)



nasne導入

PS3のtruneが地上波しか見れないのと、HDDの容量も少なくなってきたので、nasne導入しました。

縦置きなのでTVの裏に置いています。

truneと同じように操作できます。あと、パナのTVだとお部屋ジャンプリンク機能でnasne内の録画データが直接見れるので、再生するのにPS3をわざわざ起動しなくてよくなったので便利。

今度の使い方として、番組の検索や録画予約、録画データの整理は操作性のいいtruneで、再生はTVでって感じになりそうです。HDDも500GBあるので当分は大丈夫だろう。


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