ntpd のバックアップ(No.5)
概要 †
NTP(Network Time Protocol)サーバの構築。
ntpdでサーバの時間を日本標準時に合わせ、クライアントからサーバの時間に同期できるようにします。
ntpdのインストール †
# apt-get install ntp パッケージリストを読みこんでいます... 完了 依存情報ツリーを作成しています... 完了 以下のパッケージが新たにインストールされます: ntp アップグレード: 0 個, 新規インストール: 1 個, 削除: 0 個, 保留: 1 個 1136kB のアーカイブを取得する必要があります。 展開後に 2233kB のディスク容量が追加消費されます。 取得:1 http://updates.vinelinux.org 3.1/i386/main ntp 4.2.0-0vl3 [1136kB] 1136kB を 0s 秒で取得しました (1175kB/s) 変更を適用しています... Preparing... ########################################### [100%] 1:ntp ########################################### [100%] 完了
ntp.confの編集 †
# vi /etc/ntp.conf
以下を # local clock の上の辺りに追加します。
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp server ntp2.jst.mfeed.ad.jp
NTPサーバはなるべく近くのサーバがいいです。自分のところは福岡大学が一番近いですが福岡大学のNTPサーバは最近負荷が大きいようですのでmfeedを選びました。
時間を合わせる †
ntpdは時間が大幅に狂っていると同期しないみたいなので、事前にntpdateで合わせておきます。
# ntpdate ntp1.jst.mfeed.ad.jp Looking for host ntp1.jst.mfeed.ad.jp and service ntp host found : ntp1.jst.mfeed.ad.jp 4 Jun 02:29:19 ntpdate[15677]: adjust time server 210.173.160.27 offset 0.000833 sec
ntpdの起動 †
# /etc/rc.d/init.d/ntpd start ntpdを起動中: [ OK ]
自動起動の設定 †
# setup
ntpdが起動するようにします。
動作の確認 †
# ntpq -p remote refid st t when poll reach delay offset jitter ============================================================================== ntp1.jst.mfeed. 210.173.176.4 2 u 59 64 1 31.163 9.948 0.001 ntp2.jst.mfeed. 210.173.160.86 2 u 58 64 1 31.630 10.090 0.001 LOCAL(0) LOCAL(0) 10 l 57 64 1 0.000 0.000 0.001
数分置いてもう一度してみます。
# ntpq -p remote refid st t when poll reach delay offset jitter ============================================================================== *ntp1.jst.mfeed. 210.173.176.4 2 u 10 64 37 30.595 41.918 13.125 +ntp2.jst.mfeed. 210.173.160.86 2 u 11 512 37 30.296 25.881 18.182 LOCAL(0) LOCAL(0) 10 l 9 64 377 0.000 0.000 0.001
先頭に、*や+が表示されればOKです。
時間が合ったらついでにハードウェアクロックも合わせます。
# hwclock -w # hwclock;date 2005年06月04日 16時53分23秒 -0.383919 秒 2005年 6月 4日 土曜日 16:53:23 JST
クライアントの設定 †
日付と時刻のプロパティ画面でインターネット時刻タブの[サーバー:]にサーバのアドレスを入力します。
コメント †
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