postfix and qpopper
Last-modified: 2018-02-03 (土) 09:34:05 (2420d)
送信メールサーバ †
postfixのインストール †
postfixはデフォルトでインストール済みで、自動的に起動するようになっています。
設定ファイルを編集します †
# vi /etc/postfix/main.cf
#myhostname = host.domain.tld myhostname = tp390x.niwaka.ddo.jp mydomain = niwaka.ddo.jp #myorigin = $myhostname myorigin = $mydomain inet_interfaces = all mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain $mydomain mynetworks = 192.168.0.0/24, 127.0.0.0/8 relay_domains = $mydestination smtpd_client_restrictions = permit_mynetworks, ←SPAM対策 reject_rbl_client relays.ordb.org, permit
postfixの再起動 †
# /etc/rc.d/init.d/postfix restart Postfixを停止中: [ OK ] Postfixを起動中: [ OK ]
受信メールサーバ †
qpopperのインストール †
qpopperはinetdによって起動されるので、先にinetdをインストールします。
# apt-get install inetd パッケージリストを読みこんでいます... 完了 依存情報ツリーを作成しています... 完了 以下のパッケージが新たにインストールされます: inetd アップグレード: 0 個, 新規インストール: 1 個, 削除: 0 個, 保留: 1 個 29.2kB のアーカイブを取得する必要があります。 展開後に 36.3kB のディスク容量が追加消費されます。 取得:1 http://updates.vinelinux.org 3.1/i386/main inetd 0.17-0vl1 [29.2kB] 29.2kB を 0s 秒で取得しました (98.9kB/s) 変更を適用しています... Preparing... ########################################### [100%] 1:inetd ########################################### [100%] 完了
つづいて、qpopperをインストールします †
# apt-get install qpopper パッケージリストを読みこんでいます... 完了 依存情報ツリーを作成しています... 完了 以下のパッケージが新たにインストールされます: qpopper アップグレード: 0 個, 新規インストール: 1 個, 削除: 0 個, 保留: 1 個 0B/560kB のアーカイブを取得する必要があります。 展開後に 1192kB のディスク容量が追加消費されます。 変更を適用しています... Preparing... ########################################### [100%] 1:qpopper ########################################### [100%] create backup /etc/inetd.conf.rpmsave 完了
qpopperはインストールだけで特に設定する必要はありません。
inetdを起動します †
# /etc/rc.d/init.d/inet start Starting INET services: [ OK ]
LAN内のクライアントより送受信できるか確認します †
LAN内で動作が確認できたら、外部からアクセスできるようにルータに穴を開けます。 外部から送信する場合は25番ポート(smtp)を、受信する場合は110番ポート(pop)を、サーバマシンに対してポートマッピング設定します。
外部からの確認および不正中継のテスト †
確認くん で、自分のIPアドレスを確認します。
Mail relay testing のAddress to test:欄に先ほど調べたIPアドレスを記入して、Test for relayを押します。
初めのほうに、
Connecting to 自分のIPアドレス for anonymous test ... <<< 220 自分のホスト名 ESMTP Postfix >>> HELO www.abuse.net <<< 250 自分のホスト名
と表示されれば、アクセスできたことがわかります。
ずらずらとテストが行われて、
一番最後に、
Relay test result All tests performed, no relays accepted.
と表示されればOKです。
Tips †
ログイン不可のメール用ユーザーアカウントを作成する †
# useradd -s /bin/false [ユーザーアカウント]
パスワードを付ける
# passwd [ユーザーアカウント] Changing password for user xxxxxx. New password: Retype new password: passwd: all authentication tokens updated successfully.
メールを転送したいとき †
# cd /home/[ユーザーディレクトリ]
で、
# vi .forward
[email protected]
に転送先のメールアドレスを記入して保存する。