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FMの音が良く聴こえるのはなぜだろう

車の中や家でもよくFMラジオを聴くのですが、CDやパソコンで聴くMP3の音より、FMの音が厚みがあり心地よく聴こえることがある。同じ音源の曲もFMで流れている曲を聞いた後、CDの曲を聞くとCDの音は何か物足りなく感じる。特に、小さいスピーカーやヘッドフォンだとなおさら。

調べてみると、FMの音は放送局から電波で送信される前に、音質を補正したり、小さい電波でも聴き取りやすくするために、音圧を調整しているらしい。日本の大半のFM局にはorban OPTIMODと呼ばれる装置が導入されており、この装置を通すことで聴きやすく迫力のある音になるとのこと。

OPTIMOD – FM 8400 PC Control

↑OPTIMODを通した音。

しかしながら、OPTIMODは放送局用の装置で○百万円以上する物なので個人で入手するのは難しい。

ネット上を探してみると、ソフトウェアで同じようのことを再現できるものがあった。

FM放送をシミュレートを選択すればFMに似た音になる。シェアウェアなのが難点。

フリーで探してみるとWinamp用のプラグインにあった。

このプラグインはかなり設定項目が多くて複雑に調整できるが、プリセットが用意されているのでとりあえずは適当なプリセットを選べばいいだろう。プリセットはネット上にも公開されているので探せばいくらでもある。個人的にGOODなのは↓。

Orban 8600 Impact MXをシミュレートしてるらしい。Orban 8600 Impact MX.stsをWinampのpluginフォルダに入れてStereo Toolで読み込ませればOK。音楽を再生するとDeclipperの画面が出てくるが、「TURN DECLIPPER OFF」をクリックでDeclipperはOFFにする。DeclipperはStereo Toolの機能でクリッピングを防止する機能みたいだが、レジストしないと使えないようだ。ONにしても自分には違いが良くわからないのでOFFで問題なし。

最近はコレで手持ちの音楽を聴いているが、特に古い時代の90年代以前の曲を聴く場合は迫力が増してかなりいい感じ。

巷では昔の曲を最新の機材で音質や音圧を整えて現代風にアレンジする、リマスタリングバージョンのCDが発売されたりしているが、この効果と同じようなことが実現できるのかなと思う。

ただ、最近の曲は作成環境が整っており、初めからある程度音圧があげられてマスタリングされているので、そのような曲は逆にコンプレッサが効きすぎる場合がある。Pre Ampを抑え気味にするとか調整が必要。


消えてしまったビデオカメラの動画ファイルを復活させる

HDビデオカメラで動画を撮ったのだが、書き込み先のSDカードの異常により、記録されたであろう映像が見れなくなってしまったので、何とか取り出せないかと試行錯誤やってみた。

状況は、SONY HDR-CX180に16GBのトランセンド製SDカードを入れて、そいつに映像を記録していたら、いきなり録画が停止。再生しようとしてみても、再生リストに出てこない。PCにSDカードを入れて見てみるも、容量は消費しているように見えるが、動画ファイルが見当たらない。おそらく、ファイルシステムのヘッダー情報に異常が発生してファイルが見えなくなっているんじゃないのかと。


2GB程度消費しているのでデータ自体は残っていそう。


エクスプローラーで見ても、肝心のファイルがみえない。通常であればBDMV配下にあるはずなんだが・・・。

こういった場合、データ自体残っているようなので、ファイル復元ソフトで復元できる可能性が高い。ただ、デジカメの写真データみたいに数メガのファイルじゃないし、1つで2ギガもある動画ファイルが復元できるのか・・・。

ググってみたところありました。

PC Inspector File Recoveryっつう海外製のフリーソフトです。

起動して、SDカードをScanしてみたところ、見つかりました。

00000.MTSというファイルが動画ファイルです。約2GBあります。

吸い上げには結構時間が掛かりますが、動画は問題なく再生できました。めでたしめでたし。

トランセンドのSDカードは今までデジカメとかでも使っていて、特に不満なく使えていたけど、今回のようなことになったのは初めて。

特に安い質の悪いメモリカードだと写真撮りまっくた後に、PCで読み込もうとしたらデータが記録されていない!!なんてことがあるので、あきらめる前にやってみる価値ありかも。


超高速ファイル検索エンジン「Everything search engine」

パソコンのディスクの中にあるファイルを探すとき、一般的にはWindows標準の検索機能を使うことが多い。 しかし、Windows標準の検索機能は、検索開始で全ドライブを順次走査に行くので、ファイル数が多いとやたら時間がかかる。

最近は、インデックス型の検索エンジンが主流で、Windows Vistaとか7はインデックス型がデフォルトのようだ。インデックス型は事前にインデックス(索引データ)を作成し、検索時にはこのインデックスにアクセスすることで、劇的に高速な検索が可能となる。

Windows XPでインデックス型の検索エンジンを使おうと思ったら、標準搭載のインデックスサービスをオンにするとか、GoogleデスクトップWindows デスクトップ サーチを導入すればつかえる。

が、インデックス型の検索エンジンのデメリットとして、インデックスを作成するのに時間がかかる、CPU負荷が高い、常にディスクがガリガリ言っている、といったことがある。

Everything search engineは、そんなデメリットをまったく感じさせないインデックス型の検索エンジンである。

インデックスの作成は初回起動時の数秒で完了する。そのあとは、即検索可能で検索結果も一瞬で出てくる。CPU負荷がかかったり、ディスクに常時アクセスしているような雰囲気は全く無い。裏でどんな処理をやってるのか不思議なくらい。

インストールしたら、タスクバーに常駐しているので検索したいときはアイコンをダブルクリックで即検索。これは使えそうだ。


Windows XP(32bit)でAdobe Premiere Elements 9が落ちまくる件

動画編集をするために、Adobe Premiere Elements 9(PRE9)を購入しました。

しかし、このソフト、使用中によく落ちることで有名です。

案の定、AVCHD動画の編集をはじめると、何の前触れも無く強制終了したり、「保存」ボタンを押すと50%で止まって強制終了し、作成したプロジェクトが水の泡になったり。何とか編集が完成して、動画の書き出しを始めるも、いつまでたっても書き出しが終わらず、そのまま放置しておくと原因不明のエラーで終了。ファイルも出力されていない・・・。ググッて一通りの回避方法を試したけど効果なし。

動作環境の確認

PRE9の必要システム構成は以下の通り。

・SSE2をサポートする2GHz以上のプロセッサー(HDVまたはBlu-rayには3GHz以上のプロセッサー、AVCHDにはデュアルコアプロセッサーが必要)
・MicrosoftR WindowsR XP(Service Pack 2)日本語版、Windows Media Center日本語版、Windows VistaR日本語版、またはWindows 7日本語版
・1GB以上のRAM(HDV、AVCHD、またはBlu-ray用のHDビデオ編集には2GB以上必要)
・4GB以上の空き容量のあるハードディスク (コンテンツのインストール時には5GB以上の追加の空き容量が必要)
・最新版のドライバーを備えたグラフィックカード
・1,024×768以上の画面解像度をサポートするディスプレイ
・Microsoft DirectX 9または10互換のサウンドドライバーおよびディスプレイドライバー
・DVD-ROMドライブ(DVDに書き出す場合は対応DVDライター、Blu-rayディスクに書き出す場合にはBlu-rayライターが必要)
・Digital 8、DV、またはHDVビデオカメラに接続するためのDV/i.LINK/FireWire/IEEE 1394インターフェイス、またはDV-USB互換のDVビデオカメラに接続するためのインターフェイス
・QuickTime 7日本語版(QuickTimeフォーマットの読み込み/書き出しに必要)
・Windows Media Player(Windows Mediaフォーマットの読み込み/書き出しに必要)
・インターネットベースの機能を利用するためにインターネット接続

マイマシンの構成。

CPU:AMD Phenom II X4 955(クアッドコア)
RAM:4GB(OSからは3.12GBと認識)
HDD1:C300-CTFDDAC064M 64GB
HDD2:WDC WD20EARS-00MVWB0 2TB
VGA:ATI Radeon HD 2600 XT @1920*1200
OS:Windows XP SP3(32bit)
仮想メモリ:4.8GB

スペック上は問題ないと思われる。ドライバも最新のを入れてる。

解決策

どうもPRE9はメモリの使い方に問題があり、32bitのOSだとメモリをたくさん載せててもうまく扱えないようだ。PRE9でメモリをたくさん使うためには、boot.iniに/3GBスイッチをつける。これを指定すると、アプリで使用できるメモリの量が2GBから3GBに増える。たぶん、OSが64bitだとメモリの制限が無いのでこんな問題は起きないのかもしれない。

boot.iniは、マイコンピュータ右クリ⇒プロパチィ⇒詳細設定⇒起動と回復の「設定」⇒「編集」で編集できる。

[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS=”Microsoft Windows XP Professional (3GB)” /fastdetect /usepmtimer /NoExecute=OptOut /3GB

/3GBを一番後ろに追加して、上書き保存しリブートすれば3GBの環境で起動する。

ただ、VGAにATI Radeonを使ってる環境だと、/3GBをつけるとVGAドライバがうまく動かないようで、ディスプレイが高解像度表示できなくなったり、再生支援機能のDXVAが機能しなくなる。なので、/3GBスイッチに追加で/USERVA=2800を指定してやると、解像度は元に戻る。が、動画の再生支援機能DXVAなどは機能しない。
そこで、/3GBは動画編集するときだけ設定して、それ以外の作業をするときはオプション無しで起動できるように、boot.iniに項目を追加し、起動時に選べるようにしてみた。

[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS=”Microsoft Windows XP Professional” /fastdetect /usepmtimer /NoExecute=OptOut
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS=”Microsoft Windows XP Professional (3GB)” /fastdetect /usepmtimer /NoExecute=OptOut /3GB /USERVA=2800

PRE9で動画編集するときは”Microsoft Windows XP Professional (3GB)”を選択してOSを起動する。

3GBの環境だと、結構重めの処理をさせても、PRE9が落ちることはほぼ無くなった。テキストを入れても問題無し。書き出しもCPU4コアMAXに使ってるので速い。あと、気持ち動作が軽くなったかな?


サイトの引越し

自宅サーバの老朽化及び、自宅の引越しのため、自宅サーバよりレンタルサーバへ引っ越しました。

本日、DNSの切り替えを実施しました。
一部、画像等表示されないところがありますが、ほぼ移行できたと思います。
無料サーバなので、ヘッダーに広告が表示されますがご了承ください。

参考リンク


Zoundry RavenでAmazonアソシエイトを貼り付けるとおかしくなる

こんなかんじで・・・。下の記事と混ざっちゃてます。

元々のAmazonアソシエイトの埋め込みコード。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=niwakaddojp-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B004BNMZGE" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

これをZoundry RavenでWordPressにアップすると以下のように改変される。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&amp;bc1=000000&amp;IS2=1&amp;bg1=FFFFFF&amp;fc1=000000&amp;lc1=0000FF&amp;t=niwakaddojp-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;m=amazon&amp;f=ifr&amp;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&amp;asins=B004BNMZGE" style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0"/>

終了タグの</iframe>が/>に改変される。

対策

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=niwakaddojp-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B004BNMZGE" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0">123</iframe>

↑</iframe>の前に適当な文字(123)を入れる。文字は表示されないため問題なし。すると</iframe>は残ったままになるのでうまく表示できる。

こんなかんじで。

※厳密にはWordPressで使用されているXHTMLはiframeをサポートしていないため、iframeを使用すべきではないが、AmazonやGoogleマップの埋め込みコードはiframeなのでしゃーない。


【テスト】Zoundry Ravenで画像をFlickrにアップロード

↑コノ画像はfickr上に保存しています。

600 x 400でアップしても500 x 333にリサイズされた物にリンクが貼られるのでボケちゃってますね。

しかも、フリーコースだとオリジナルの画像が表示できないっぽい。PRO(有料)になればいけるようだが。

条件付きだがアップ容量無制限なのは魅力的。


Windows Live Writerでアップした画像の品質

ブログをアップする際は、もっぱらWindows Live Writer(WLW)を使用しております。WORD感覚で画像もD&Dで挿入でき、画像にちょっとしたエフェクトもかけられるため、WEB上でやるより便利なのですが、一つ気になることがあります。JPEG形式の画像を貼り付けると、必ず再圧縮されてしまいます。つまりは画像が劣化してしまいます。設定で再圧縮しないとか、圧縮率を変更したりとかはできないようです。再圧縮が無いように元画像を画像処理ソフトからコピー&ペーストで貼り付けてみると、必ずPNG形式で出力されるため写真などはファイル容量が大きくなってしまいます。

以下、比較画像。


元画像。PNG形式。IrfanViewで縮小し、PNG形式で保存したものをWLWに貼り付けてアップロード。ファイル容量:527k ⇒ 627k。WLWで何らかの処理が加えられたのか、100kほど容量アップ。PNGは可逆圧縮なので画像の劣化は無いはず。ファイル容量がデカイのが難点。


JPEG形式。IrfanViewで縮小し、JPEG形式で保存(保存画質=100)したものをWLWに貼り付けてアップロード。ファイル容量:465k ⇒ 160k。WLWで何らかの処理が加えられ、再圧縮されるため、容量は少なくなり画質は劣化。上の画像と比べると、なんとなく色に深みが無くなってるというか細かいところで劣化しているのが確認できる。

—-ここまでWindows Live Writerで編集—-

—-ここからZoundry Ravenで編集—-

そこで、画像を再圧縮なしで(そのままの状態で)アップできるブログエディターを探してみました。Zoundry Ravenという海外製のフリーソフトがよさそうです。日本語版はありませんが直感的で操作性は問題ありません。

以下、Zoundry RavenでJPEG画像をアップしてみました。


JPEG形式。IrfanViewで縮小し、JPEG形式で保存(保存画質=100)したものをZoundry Ravenに貼り付けてアップロード。ファイル容量:465k ⇒ 466k。微妙にファイル容量は増えていますが、再圧縮は無しです。

見比べ君2という徹底的に画像を見比べるソフトを使って、アップ前とアップ後の画像を比較してみました。

バイナリ一致したので、Zoundry Ravenでは画像そのものに手を加えてないようです。

1kの差はZoundry Ravenで画像の制御情報(EOI)が加えらたものだと思われます。

ということで、デジカメで撮った写真などはなるべく画質のいい状態でブログアップしたいものです。

しばらくZoundry Ravenをつかってみようと思います。


x-アプリでかんたんタグ入力

昔PCに取り込んだけどアーティストや曲名のわからないMP3にタグを入力するのって面倒ですよね。

x-アプリは、音楽ファイルを解析して適当な楽曲情報を検索してくれる機能があります。

操作はいたって簡単で、x-アプリに音楽ファイルを登録して、「楽曲情報の取得」を選択するだけで適当な候補を一覧で表示してくれます。


対象ファイルを選んで「楽曲情報の取得」を選択。


いくつか候補が出るので適当なやつを選ぶ。なかなか精度は高いようで同じ曲の別人によるカバーでも区別ができているようです。


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