バス幅32ビット。動作周波数33MHz。最大データ転送速度133MB/s。
最新の規格では、バス幅64ビット、66MHz動作で最大533MB/sの高速な仕様も規定されている(サーバ向け)。
PCI-X 1.0で動作周波数が133MHzに引き上げられ、最大データ転送速度は1.06GB/s。PCIの拡張。
PCI-X 2.0で1クロックあたり2〜4回のデータ転送をサポートした。動作周波数は従来どおり133MHzだが、データ転送回数は266MHz(133MHzx2)あるいは533MHz(133MHzx4)動作相当となる。この拡張によって、PCI-Xの最大データ転送速度は4.24GB/s(133MHzx4の場合)。
バス・クロックを上げるにつれて使える拡張スロットの数が減る。PCI-X 2.0は、拡張スロットごとにブリッジ・チップが必要になる。コストがかかるため主にサーバ向け。
最大データ転送速度500Mbytes/s(1レーン)。複数レーンの同時使用による帯域の拡大が可能。PCI Expressを「2レーン」束ねると1Gbytes/s。x2、x4、x8、x16、x32が規格化されている。0.8Vで差動駆動されるシリアル接続。 サーバ、ワークステーション、デスクトップPC、ノートPC、組み込み向け 。
規格名 | バス・クロック | 動作電圧 | スロット数 | 転送レート | 備考 | 接続方式 | |
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32bit | 64bit | ||||||
PCI 2.x | 33MHz | 5V/3.3V | 4本 | 133Mbytes/s | 266Mbytes/s | パラレル | |
66MHz | 5V/3.3V | 4本 | 266Mbytes/s | 533Mbytes/s | サーバ向け | ||
PCI-X 1.0 | 66MHz | 3.3V | 4本 | 266Mbytes/s | 533Mbytes/s | ||
100MHz | 3.3V | 2本 | 400Mbytes/s | 800Mbytes/s | |||
133MHz | 3.3V | 1本 | 533Mbytes/s | 1.06Mbytes/s | |||
PCI-X 2.0 | 133MHz×2 | 1.5V | 1本 | 1.06Gbytes/s | 2.13Gbytes/s | ||
133MHz×4 | 1.5V | 1本 | 2.13Gbytes/s | 4.26Gbytes/s | |||
レーン | 1bit〜16bit | ||||||
PCI Express 1.0 | 2.5GHz | 0.8V | 1レーン | 500Mbytes/s | 汎用I/O用 | シリアル | |
4レーン | 2Gbytes/s | サーバ向け | |||||
8レーン | 4Gbytes/s | ||||||
16レーン | 8Gbytes/s | グラフィックス用 |